パラスポーツスタートガイド

生涯を通して楽しめる競技!

LAWN BOWLS

ローンボウルズ

ローンは「芝」を意味する英語で、ジャックと呼ばれる目標球に重心がずれたボウルを転がして近づけるスポーツです。イギリス発祥の競技で、障害者スポーツ発祥の地と言われるストークマンデビル病院のグットマンスポーツセンターには、専用の屋内競技場があります。

  • 肢体不自由
  • 視覚障害
  • 聴覚障害

【競技紹介動画】ローンボウルズ紹介

競技ルール・種目

ローンボウルズは、合成樹脂でできた偏心球(重心がずれたボウル)を転がして、ジャックと呼ばれる目標球に近づけるゲームです。ボウルの行き先を予測しながら、よりジャックに近づけて停止させる戦略が光るスポーツです。

試合は約35m四方のグリーン(コート)を6〜7等分して使用します。等分された長方形のグリーンをリンクと呼び、1つのリンク上で1ゲームが開催されます。1対1で行うシングルスから、4対4で行うフォワーズというチームプレイまで、4種類の種目があります。

ディッチ 35m ディッチ 35m

TOPICS相手のボウルを弾く
戦略も重要!

ココが面白い!

競技団体からメッセージ

イギリス発祥の
新しいスポーツ

ローンボウルズは13世紀頃に英国で発祥したと言われていますが、日本に紹介されたのは1960年頃で比較的新しいスポーツです。年齢、性別に関わらず対等に競技でき、身体障害者も健常者と一緒に楽しんでいます。健康維持のために何か楽しめるスポーツをやってみたいと考える方はぜひ取り組んでみてください。英国生まれのスポーツなので、マナーと交流を大切にしており、人生が豊かになります。国際交流大会も盛んであり、言葉が不自由でも海外の友人もすぐにできます。

選手からメッセージ

私、博至は52歳で脳出血により右半身麻痺となり、妻の介護のもとにリハビリを兼ねて色々な障害スポーツを体験していました。その中で自身が一番合っていると思えたのがローンボウルズでしたので、以後、夫婦一緒に練習をしてきました。徐々に腕前もあがり、2012年からは毎年のように海外(主として韓国)に遠征し大会、交流試合等に参加するようになり、2014年には仁川アジアパラ競技大会で銅メダル、2018年にはインドネシアパラ競技大会で5位入賞、シンガポールでのマーライオンカップでもペアーで3位入賞するまでになりました。妻は健常者ですが、こちらも女子ペアーズ日本選手権大会で優勝するまでに上達しており、ローンボウルズのおかげで夫婦ともに充実した人生を楽しんでいます。植松博至うえまつ ひろし選手 植松寿子うえまつ ひさこ選手

主な大会情報

以下の国内大会、国際大会が行われています。

  • アジアパラ競技大会
  • 日本選手権大会
  • 世界選手権大会
  • 全国障がい者ローンボウルズ選手権大会
  • 世界障がい者ローンボウルズ選手権大会

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