ROWING
ボート
唯一「前向き」で競技をしないスポーツです。背中で風を切って、ゴールに向かいます。リズムと調和で力を合わせゴールするのが、ボート競技の楽しさです。1人乗り、2人乗りの他、舵手を含めた5人乗りなどもあります。
【競技紹介動画】ボート紹介
競技ルール・種目
パラリンピックでは、基本的に一般のボートと同じルールで競技が行われています。競技は水上を浮き(ブイ)で仕切った直線2000mのコースで行われ、スタートの合図で同時にこぎはじめ、艇の先端がゴールを通過した順に順位がつけられます。
シングルスカル・ダブルスカル:
1人両舷2本オールを用いる使われるオール
片側 2.7m程度
カーボンファイバー製
片側 1.3kg程度
混合舵手つきフォア:
1人片舷1本オールを用いる使われるオール
3.7m程度
カーボンファイバー製
2.5kg程度
TOPICS力強いオールさばきが魅力!
ココが面白い!
選手紹介
2012年にスノーボード中の事故で下半身に障害を負う。ボートを始めたのは2016年。世界選手権で2018年は7位、2019年は最下位の14位だった反省から体幹を重点的に強化し、水に力を伝えるこぎ方を磨いた。アジア・オセアニア大陸予選で1位になり41歳で初の代表選手に内定。東京2020パラリンピック競技大会では11位。
主な大会情報
以下の国内大会、国際大会が行われています。
- パラリンピック
- アジアパラ競技大会
- Virtus グローバルゲームズ
- 世界選手権大会
- 日本選手権大会
パラリンピックに
出場するには
パラリンピックでは、肢体不自由と視覚障害のある選手が対象で、障害の種類や程度で3つのクラスに分けられます。競技は5種目あり、1人または、男女混合で競技艇をこぎます。選手の障害のクラスによって、競技種目が異なります。
障害クラス |
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PR1 |
障害内容 |
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4上肢と肩のみでこげる選手。体幹は効かない。 |
障害クラス |
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PR2 |
障害内容 |
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体幹と上肢を使ってこげる選手。下肢を使うスライド式シートは使えない。 |
障害クラス |
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PR3 |
障害内容 |
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四肢に障害があるが、下肢・体幹・上肢を使いスライド式シートを使ってこげる選手、または視覚障害の選手(※)。 |
(※)・混合舵手つきフォアの漕手は、2名までの視覚障害者を含むことができ、うち1名は、B3区分であってもよい。
・混合ダブルスカルの漕手は1名の視覚障害者を含むことができ、その場合B1またはB2区分である。
・混合ダブルスカルの漕手は、身体障害クラス分けの機能テストにおいて、1つの四肢の評価点が20ポイント以上を満たすこと。
競技団体情報
お問い合わせ
- 【(公社)日本ローイング協会】
おもな活動場所
- 【神奈川県立相模湖漕艇場】
-
神奈川県相模原市緑区与瀬340
●JR中央本線
相模湖駅 徒歩10分