パラスポーツスタートガイド

カヌーを操るテクニックと力強いストロークが魅力!©日本障害者カヌー協会

CANOE

カヌー

カヤックやヴァーという競技用の艇に乗って、200mのタイムを競う競技です。水の上でたくみにカヌーを操り、力強いストロークで艇を進めていくテクニックと、スピードが見どころのスポーツです。

  • 肢体不自由

【競技紹介動画】カヌー紹介

競技ルール・種目

パラリンピックでは、200mのスプリント(短距離競走)で競います。静水上の直線レーンをパドルでこいで進み、順位を争う競技です。

カヤック

カヤックは、両側にブレードがついた
パドルを使用します。

ブレード シャフト

ヴァー

ヴァーは、アウトリガー(浮き)がついており、
片側のみにブレードがついたパドルを使用します。

グリップ シャフト ブレード アウトリガー

TOPICSたくみなパドルさばきに注目!

©日本障害者カヌー協会

ココが面白い!

競技団体からメッセージ

水の上をこぎ進む
爽快感はカヌーならでは

カヌーは段差も坂道もない水の上を自由に漕行することができるスポーツです。ルールは単純、200mの直線コースを誰よりも早くゴールするという水上の短距離レースです。水の上を颯爽とこぎ進む選手たちの姿には誰もが魅了されます。東京パラリンピック大会から2種目となり、日本ではもちろん、世界でもどんどん人気が集まっている競技です!ぜひ、一度水の上の爽快感を味わってみて下さい。

選手紹介

カヌーは自然の中で行うスポーツなので、場所や季節によって水質も景色も変わります。昇る朝日を見ながらこいだり、沈む夕日を見ながらこいだり・・・。水の上でカヌーに乗っている時にしか見られない景色を、練習している間もレースをしている時も独り占めできます!パラカヌーは筋力も必要ですが、道具や装備によって伸び代は無限大です。一緒に楽しみ、高め合える仲間を待っています!

カヌー・スプリント
加治良美かじ よしみ選手

主な大会情報

以下の国内大会、国際大会が行われています。

  • パラリンピック
  • 世界選手権大会
  • 日本選手権大会
  • 海外派遣選考会
  • ワールドカップ
  • アジア選手権大会

パラリンピックに
出場するには

カヌー競技は、下肢に障害のある選手が対象になっています。障害の程度によってL1からL3までの3クラスにわかれています。最も障害の軽いL3クラスでは、カヤック種目だと、200mを40秒ほどでゴールします。時速にすると約18km/hになります。

クラス
L1クラス
障害の程度

胴体が動かせず、肩と腕の
機能だけでこぐことができる。
座位でバランスをとることが
困難で、主に腕と肩の両方、
また腕か肩を使ってカヌーを操作する。

クラス
L2クラス
障害の程度

胴体と腕を使ってこぐことができる。
下肢の機能が著しく弱く、
継続して踏ん張る、または腰かけて
カヌーを操作することは困難。

クラス
L3クラス
障害の程度

腰、胴体、腕を使うことができ、
力を入れて踏ん張る、
または上半身と腰でカヌーを
操作することができる。
下肢切断。

競技団体情報

お問い合わせ

【(一社)日本障害者カヌー協会】

URL:https://www.japan-paracha.org/

おもな活動場所

活動場所については、日本障害者カヌー協会までお問い合わせください。

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