EQUESTRIAN
馬術
障害に応じて工夫された手綱や鞍を使用するなど、選手と馬とが呼吸を合わせて、指定の場所を歩いたり図形を描き、演技の正確性や美しさを競い合います。
【競技紹介動画】馬術紹介
競技ルール・種目
パラリンピックでは、人と馬が一体となって、いろいろな歩き方や図形を描いて演技し、正確さ、美しさを競います。決められた演技を順番通りに行うインディビジュアルテストとチームテスト、そして、自由にプログラムを立て、音楽に合わせて演技するフリースタイルテストがあり、いずれも運動項目ごとに0~10点の得点がつけられ、その合計得点を競います。
TOPICS馬との信頼関係が大切!
ココが面白い!
選手からメッセージ
馬術の魅力は何といっても馬と一緒に競技をすること。馬の魅力は暖かく優しい目。綺麗です。馬の力を借りて何歳になっても競技に参加できます。特にパラ馬術では馬具の工夫などで馬上では障害をカバーできるところや、上手くできた時のドヤ顔の馬たちが見どころです。皆様も一緒に競技に参加してみませんか。
主な大会情報
以下の国内大会、国際大会が行われています。
- パラリンピック
- 全日本パラ馬術大会
- CPEDI3★
パラリンピックに
出場するには
パラリンピックでは、肢体不自由と視覚障害の選手が対象です。障害の種類や程度に応じて、5つのクラス(グレード)に分けられます。個人戦ではグレードごとに競技を行います。団体戦では、グレードを問わずにチームを組んで競技を行います。
クラス | 障害の程度 |
---|---|
グレード Ⅰ |
四肢ならびに体幹に重度の障害があり、日常的に車椅子を使用。 歩行できる場合もあるが、バランスや体幹機能が落ちているため不安定。 |
グレード Ⅱ |
中程度の体幹障害、重度の四肢障害など、上肢は使えるが、 体幹のバランスがほぼない。日常的に車椅子を使用。 |
グレード Ⅲ |
体幹、四肢に中程度の障害がある(グレードⅡほどではない)。 日常的に車椅子を使用。 |
グレード Ⅳ |
両上肢の重度障害もしくは欠損、四肢の中程度の障害、低身長、 視覚障害など。日常的には車椅子は使用せずに歩くことができる。 視覚障害の場合は、アイマスクを着用。 |
グレード Ⅴ |
軽度の他動関節可動域障害・筋力低下、1肢の欠損、2肢の軽度の異常、 視覚障害など。 |