GOALBALL
ゴールボール
視覚障害者独自の競技です。鈴が入ったボールを転がし合い得点を競います。静寂の中、選手は視覚以外の感覚を最大限に研ぎ澄まし、激しい攻防を繰り広げます。
【競技紹介動画】ゴールボール紹介
競技ルール・種目
この競技は、1チーム3人で鈴の入った重さ1.25kgのゴム製のボールを転がし合い、得点を競うルールです。攻撃側は、ボールを転がすように投げ、相手ゴールを狙います。守備側は、ボールの音や相手の足音を聞きわけ、体全身を使って幅9mあるゴールを守ります。前・後半各12分で、得点の多いチームが勝ちとなります。攻撃は、転がすだけでなく、ボールをバウンドさせて守備側の体を越えるようにしたり、ボールを持っていない選手が、足音をたてながらフェイント助走をしたり、床を手でたたくなど音を出し、ボールを投げる選手の位置を相手に知らせないようにするなどの作戦を行ったりします。
ラインの下には糸が通してあり、その凸凹の感触やゴール、味方チームの声など様々な音や感触を頼りに、攻撃をする側が投球するボールは、チームエリアとニュートラルエリアの両方の床につかなければ反則になります。また守備の選手が最初にボールに触れてから10秒以内に投げてセンターラインを越えないと反則になります。他にも様々なペナルティーがありますが反則になるとペナルティースローといって一人で9mのゴールを守らなければなりません。
TOPICS10秒で攻守が入れ替わる
「静寂の格闘技」!
ココが面白い!
選手からメッセージ
ゴールボールはアイシェードを装着し、健常者や視覚障害者でも同じ条件でプレーできるところが魅力の一つです。静寂の格闘技とも言われるゴールボールは音だけでボールの位置を把握し、攻守の切り替えもスピーディーなため、試合中は目を離せません。会場でご覧いただく際は目を閉じてボールの音や足音を聞くことも楽しみ方の一つです。
主な大会情報
以下の国内大会、国際大会が行われています。
- パラリンピック
- アジアパラ競技大会
- 日本選手権大会(男女予選会含)
- チャレンジゴールボール大会(各地区初心者向け)
- ワールドチャンピオンシップス
- IBSA世界選手権大会
- ジャパンパラゴールボール競技大会
パラリンピックに
出場するには
パラリンピックでは、視覚障害のある選手が対象です。障害レベルでのゲーム分けはなく、アイシェードをするのでB3以下であれば同じ条件でゲームをします。
視覚障害者のクラス分け基準
(良いほうの目で判断)
クラス | 基準 |
---|---|
B1 | 〈視力〉0.0025より悪い (全盲~光覚程度) |
B2 | 〈視力〉0.0025から0.032まで 〈視野〉直径10度未満 |
B3 | 〈視力〉0.04から0.1まで 〈視野〉直径40度未満 |
※視力と視野で悪い方が優先されます
競技団体情報
お問い合わせ
- 【(一社)日本ゴールボール協会】
- 【東京都ゴールボール連絡協議会】
おもな活動場所
- 【江戸川区スポーツセンター】
-
江戸川区西葛西4-2-20
●東京メトロ東西線
西葛西駅 徒歩7分●都営バス
新小21・西葛20・西葛27
西葛西駅下車 徒歩7分●都営バス
亀29 スポーツセンター前下車 徒歩3分