PARA DANCE SPORT
パラダンススポーツ
音楽・表現性・パートナーとのコラボレーションが問われる芸術的スポーツです。障害のある人とない人が同じ選手として舞台に立つことができる競技カテゴリーがあるのも特徴です。
【競技紹介動画】パラダンススポーツ紹介(2023年6月取材)
競技ルール・種目
競技・大会基準は、IPC WPDS(国際パラリンピック委員会 世界パラダンススポーツ)「Rules and Regulations 2018」に基づいています。
車椅子競技者のことを「ドライバー」、パートナーのことを「スタンディング」と呼び、ドライバーの障害に応じて、クラス1、クラス2にクラス分けされ、競技カテゴリー毎に、複数組の競技者が同フロア内で踊り、審判の採点で順位を決定します。競技カテゴリーは以下の4つに分類されます。
COMBI(コンビ)
ドライバーとスタンディングの男女カップルで踊る。競技種目はスタンダード5種目&ラテン5種目の計10種目。
DUO(デュオ)
二人のドライバー(男女カップル)が一緒に踊る。競技種目はスタンダード5種目&ラテン5種目の計10種目。
SINGLE(シングル)
ドライバー(男性・女性)が一人で踊る。競技種目はスタンダード2種目(ワルツ・タンゴ)&ラテン3種目(サンバ・ルンバ・ジャイヴ)の計5種目(※ジュニア:13~20歳はワルツ・サンバ・ジャイヴの3種目)。
FREE STYLE(フリースタイル)
ドライバーがCOMBI・DUO・SINGLEのスタイルを自由に選択できる。競技種目はフリーで、ラテン・フォーク・ヒップホップ・バレエ・コンテンポラリー・ストリートダンス・サルサ・アルゼンチンタンゴなど、多くのスタイルとレパートリーの適用が許可されている。
競技種目
車椅子の特徴
日常生活用とは異なり、競技用の車椅子はタイヤが「ハの字」に取り付けられていて、回転や素早いターンが可能。また、激しい動きで転倒のリスクもあるため、転倒防止としてハの字のタイヤに加えて、前輪(キャスター)とリアキャスターを一つ、もしくは二つつけている。スタンダードとラテンでは踊りが違うため、それぞれのダンスに合わせて車椅子を変える選手がいるのも特徴。また、「電動車椅子」ドライバーの競技カテゴリー整備もIPC WPDSにより進められている。
TOPICSドライバーとスタンディング、ドライバー同士の
寸分違わぬシンクロ率に注目!
ココが面白い!
主な大会情報
以下の国内大会、国際大会が行われています。
- All Japan Para Dance Sport Championship(全日本パラダンススポーツ選手権)
- World Para Dance Sport Championship(ワールドパラダンススポーツチャンピオンシップス)
- Para Dance Sport Regional Championships(パラダンススポーツリージョナルチャンピオンシップス)
※世界パラダンススポーツ(WPDS)が認めているメジャーな大会として、「World Championships」と「Regional Championships」を1年毎に開催。
競技団体情報
お問い合わせ
- 一般社団法人 日本パラダンススポーツ協会
おもな活動場所
- 【代官山スポーツプラザ】
-
東京都渋谷区代官山町17-9
●東急東横線
「代官山」駅下車、徒歩2分●ハチ公バス(夕やけこやけルート)
「代官山」下車、徒歩3分