WHEEL CHAIR BASKETBALL
車いすバスケットボール
競技用の車椅子に乗ってプレーするバスケットボールです。車椅子同士で激しくぶつかり合い、プレー中の転倒も日常茶飯事の迫力とスピード感は、見る人を圧倒します。
競技ルール・種目
車いすバスケットボールは、1チーム5人で構成され、試合は1クォーター10分で、4クォーターの合計得点で競います。コートの広さ、ゴールの高さなど、一般のバスケットボールと同じです。
ただ、ボールを持ったまま車椅子のタイヤを3回以上こぐと「トラベリング」になる、「ダブルドリブル」がないなど、車椅子でプレイするという特徴に合わせてルールが工夫されています。
車いすバスケットボールの選手には各々障害レベルに応じて持ち点が定められています。最も障害の重い1.0点から最も障害の軽い4.5点まで0.5刻みに分けられており、コート上の5人の合計点は14点以内と決められています。
車いすバスケットボール用の車椅子は、軽くて丈夫なアルミやチタンで作られています。接触があるスポーツなので選手の足を保護するために、車椅子の前にバンパーがついています。
TOPICS迫力とスピード感は圧巻!
ココが面白い!
選手からメッセージ
車いすバスケットボールは車椅子同士が激しくぶつかり合い、その中で選手たちがボールと車椅子を同時に操るところがおもしろいと思う方も多いかもしれないですが、僕が思う醍醐味は別にあります。それは、「持ち点制度」が戦略戦術に組み込まれているところです。それぞれの選手の障害の特徴、またプレースタイルの特徴をお互いに分かり合い、補い合ったり活かし合ったりするところに本当のおもしろさと奥深さがあります。車いすバスケットボールの試合をたくさん見て、一緒にこのスポーツのおもしろさを味わいましょう!車いすバスケットボール
主な大会情報
以下の国内大会、国際大会が行われています。
- パラリンピック
- アジアパラ競技大会
- 世界選手権大会
- 全国障害者スポーツ大会
- 日本選手権(天皇杯)
- 東日本車いすバスケットボール選抜大会
- 西日本車いすバスケットボール選抜大会
- U23世界選手権
- アジアオセアニアチャンピオンシップ
- 東京都障害者スポーツ大会
パラリンピックに
出場するには
パラリンピックでは、下肢に障害のある選手が対象です。障害の程度によってクラスが分けられています。
競技団体情報
おもな活動場所
練習は都内各地のチームで行っています。詳細については、東京都車いすバスケットボール連盟までお問い合わせください。